野菜の美味しい食べ方

ご両親が、お子様に正しい食事をされるのは、子供の健康のためです。

『子供が食べたがるものをたべさせて、本人も満足しているのだから、それでいいでしょ。』

とおっしゃる方もおられますが、お子様には、『食べさせるべきものを、食べさせる』ことが大切になってきます。

ご両親にとって、宝であるお子様の健康に直結することですので、大切なことです。

肉などの動物性食品は、食事でいただく全体量の１５パーセント程度に抑えることが良いと言われています。
残りの８５パーセントは、植物性食品や発酵食品などをしっかり食べることが、バランスの良い食事内容です。

旬の野菜を食べるということは、その時期に一番美味しい野菜ですし、野菜自体にパワーがみなぎっています。
そして、明らかに美味しく、栄養もいっぱいふくまれています。

あとは、調理の方法や盛り付けも工夫して、野菜を美味しくいただけるようにすることがポイントです。

美味しい蒸し野菜を食べるメリットとは？

にんじん、ジャガイモ、サツマイモ、とうもろこし、玉葱、なす、かぶ、しいたけ、キャベツ、白菜、など、蒸し器で蒸してしまいます。
この時のポイントは、にんじんやイモ類のように熱が通るのに時間がかかるものを先に入れて蒸しはじめ、１５分ほどしたら、熱が通りやすい他の野菜を追加して入れていきます。

ここから５分くらいで完成です。

そしてこれらの蒸し野菜を、
『たらことマヨネーズを混ぜたソース』
『にんにくとアンチョビをオリーブオイルで火をいれたバーニャカウダソース』
『お味噌とマヨネーズを混ぜたソース』
『シンプルにお気に入りのポン酢をかける』

など、蒸し野菜に好みのソースをつけながら食べます。
野菜の自然な甘みとソースがからまって、とても美味しく、しかも栄養も保てたまま、食べることが出来ます。

野菜を蒸すことで、酵素が働いておいしくなるものもあります。
生の歯ざわりと違って、食べやすくなるものもあります。
蒸されることで、うまみが強く出てくるものもあります。
とんがった味が、まろやかになるものもあります。

ただ、野菜を蒸しているだけのシンプルな調理法ですが、最大のメリットは

うまみや大切な成分が、全く逃げないということです。

親が野菜が嫌いなのに、子供にだけ『野菜を食べなさい』と言っても、全く説得力がないです。

親が普段から、美味しそうに食べている姿を子供に見せておくだけでも、絶大な効果があります。

この行動は、相乗効果があって、あまり野菜を食べない大人も、これがキッカケで以前より食べだしたという人もおられます。

ぜひ一度、チャレンジしてみることをおススメします。