コーティングフライパンがすぐダメになる理由とは!?
ホームセンターなどに出かけてみると、様々な種類のフライパンが所狭しとならんでいるのをよく見かけます。
沢山あるフライパンの説明をじっくりと読んでみると、フッ素・ダイヤモンド・セラミックなどなど。。。。中には、今まで聞いたことのないようなフライパンまで存在します。
その中から、良さそうなフライパンを買って、しばらく使ってみると。。。。。
そんなに長い間、使ったわけでもないのに、だんだんと滑りが悪くなり、ある日を境に、突然、くっつきだします。
ちゃんと洗っているのに、、、、、、。
結局、数か月しか持たなかったので、またホームセンターやモールなどに買いに行きます。
しかし、コーティングフライパンは、元々こんなに寿命が短いものなのでしょうか?
この原因は、もうすでに実証されたデータがあります。
これには、決してフライパンが欠陥品だから、安物だからというわけでもないです。
原因は、3つあると考えられています。
つぎにある、その3つの原因を一度見てください。
原因その1 調理温度
コーティングフライパンがくっつきやすくなる原因での第一位は、調理するときの温度が高すぎることです。
調理するときの温度の目安は、上限温度で180度です。これが、コーティングフライパンの限界の温度ということが、科学的に裏付けられています。
この180度までの範囲内で使用している限りでは、長持ちして使用できるということです。
『いやいや、うちは、しっかりやっているわよ。』
と言われるかたもおられることでしょう。
次の原因を見てください。
原因その2 フライパンの表面の薄い汚れ
2つ目は、フライパンの表面の汚れが原因と考えられています。
フライパンの表面に汚れが残ったまま使用していると、汚れが残っている部分が、必ず焦げます。
防止策として、調理が終われば、まだフライパンがあたたかいうちに、完全に汚れを取って、水分もきれいにふき取ってから片づけます。
ですので、使い終われば、すぐに手入れをして片づけるという習慣にしてしまえば、フライパンは長持ちします。
原因その3 水道水に含まれる成分
もう一つは、水道水に含まれる物質が悪さをしている可能性がある。ということです。
黒色のコーティングフライパンを洗って乾燥させ、時間をおいてまた使用するときに、何か白く乾いたような模様が残っているのを見たことはないですか?
あれは、水道水が蒸発してできた、『蒸発残留物』といわれるものです。
具体的には、『カルシウム』 『マグネシウム』 『シリカ』 『ナトリウム』 『カリウム』 といった物質です。
お湯を沸かす、ケトルの内部がざらざらになってしまっていることに気づいている方もおられると思います。
あれも、蒸発残留物なのです。
ですのでポイントは、洗ったあとで、キレイに水分をふき取ることが大事です。
このデータを読んでから、私も実際にフライパンを買ってから(1300円くらい)どのくらい持つものか、実験してみました。
すると、やはり確実に使用期間が伸びました。いつも、ダメになる頃かな?と思う時より、2ヶ月以上は持ちました!
『これってすごい!』と思ったので、この記事を書いてみました。
ご参考になれば、嬉しいです。