お味噌汁に具を入れる時のタイミング
お味噌汁は、作ることも簡単で、体にもものすごく良いものです。
健康料理そのものですよね。
ですので、あなただけのオリジナル味噌汁を発見することも面白いのかもしれません。
お味噌汁の『具』なのですが、具材によって、鍋に入れるタイミングが変わってきます。
お味噌汁に入れる『具』そのものの堅さや、煮て火が入るスピード、加熱することによって、香りがなくならないかどうかを考慮して、食べる時に一番良い状態になるように調理時間を調整する必要があります。
貝類や火が入りにくい根菜類は、水から煮て、じっくりとうまみを引き出します。 コクが出る油揚げも、沸騰直前に加えましょう。
味噌汁を溶いて、味をつけたあとに入れるものは、葉物や、煮崩れしやすい豆腐や、わかめなどです。
長ネギなど、香りのある物は、鍋を火からおろす直前に加えます。
野菜の場合は、食べる部分が土より下が先に、上はあとと、覚えておくとよいとされています。
もうすこし、分かりやすく言うと、お味噌汁に入れる野菜が育っている畑の環境を想像してください。
玉葱や人参の食べる部分は、畑では土より下で育ちます。でも、トマトや、キヌサヤ、なすびなどは、土より上で育ちます。
ですので、お味噌汁に入れる具を入れるタイミングは、食べる部分が『土より下が先に、上はあと』ということなんですね。
味噌汁のベースになる『ダシ』の、地域の差とは?
東北や関東は、かつおだし派で、
関西では、かつおと昆布だしが主流です。
四国や九州では、煮干しが好まれているようです。
そうなっているからといって、一つに決めてしまうのはもったいないです。味噌汁に入れる『具』を主体で変えてみることをおススメします。
たとえば、豆腐や葉物野菜などのあっさりとした具の時は、コクのある煮干しとの相性が抜群です。
油揚げなどのこってりとした具剤の場合は、カツオだしが良いです。
具が魚介類なら、その魚介自体が良いダシになるので、入れる必要はありません。