じゃがいもの芽には、毒があるの?
じゃがいもは、世界5大穀物の一つで、栄養価も高く、長期保存もできる万能野菜です。
日本で流通しているじゃがいもの種類は、20種類と言われています。
でも、スーパーやじゃがいも料理のレシピを見ていると、『男爵』と『メークイン』が圧倒的に多いですよね。
男爵イモ
@日本のじゃがいもの代表的な品種です。
A見た目はごつごつしているが、中身は綺麗な白色です。
Bデンプンの量が多く、ホクホクした食感が特徴です。
Cコロッケ・粉ふきいもなど、色んな料理に幅広く使えます。
メークイン
@ツルりとした感触で、卵をやや細長くしたような形をしている。
A皮をむくと、中身は黄白色で、キメ細かな身をしている。
B甘みが強く、煮くずれしにくい。
C煮物やシチュー・カレーなどに向いています。
毒は、実在します。
じゃがいもの芽の部分に、『ソラニン』という毒性の物質をもっています。
人が食べると、目まいや腹痛、下痢などの症状を起こす危険もあります。
この情報は、本当ですので、決して口にしてはいけません。
芽が出ている部分は、小さめの包丁などでしっかりとくりぬいて、取り除きます。
身の表面は、緑っぽい色がつかなくなるまで、厚めに皮をむいてください。
これらの処理をすれば一安心です。あとは、普通に食べることが出来ます。
暗い所で、りんごと一緒に保存する
ご家庭で、ジャガイモの発芽を防ぐ方法は、『日の当たらない、暗い所でりんごと一緒に保存する』ということがポイントです。
なぜなら、りんごに含まれる成分 『エチレン』が、じゃがいもの発芽をおさえてくれる働きをしてくれるからです。